モンスターを描き続けるアーティスト TOMASON氏を講師に迎え、参加者全員で巨大モンスターを描く参加型の体験講座を開催しました!
【開催概要】
◆日時 令和4年9月10日(土) 10:30~15:30
◆会場 ぎふ清流里山公園(美濃加茂市)
◆講師 TOMASON氏(アーティスト・キュレーター)
◆参加者数 9名
◆内容 地元岐阜県を中心にアートフェスや個展、ワークショップを開催し、2011年より毎日独自のモンスターを描き続けているアーティストでありキュレーターのTOMASON氏を講師に迎え、青空の広がるぎふ清流里山公園で巨大モンスターを描くワークショップを開催しました。当日は「清流の国ぎふ」マスコットキャラクターのミナモも応援に駆けつけてくれました。
参加者には事前にオリジナルモンスターを描いてもらい、それをあらかじめ講師に見てもらいました。そこから受けたインスピレーションを基に講師がアレンジしたモンスターを描き、その両方を並べてスライドに投影し、皆さんが描いたモンスターを順次紹介していきました。参加者に趣旨を尋ねると絵を見ただけでは気付かなかった点が分かり、講師は感嘆しきりでした。家族連れが多く、下は6歳の子どもも参加しており、自由な発想で描かれたユニークなモンスターが集まりました。
昼食休憩をはさんで、午後からは2.5m四方の白のターポリン生地にイベントカラーという絵具を使って参加者全員で思いつくままモンスターを描きます。午前中は神妙な面持ちで講師の質問に答えていた子どもたちも、絵を描き始めると途端に元気になり、画面いっぱいにカラフルなモンスターを描いていきました。午後からのワークショップは飛び入り参加も大歓迎。会場の前を通りかかった親子も参加いただきました。
一人がジャクソン・ポロック(1912-1956)ならぬドリッピング技法で絵具を上から垂らしていくと、それを見ていた子も真似てやり始め、果ては、手や足にも絵具を塗りつけて描き始める始末!まさしく体全体を使った“アクション・ペインティング”で画面全体に元気いっぱい思い思いのモンスターを描き重ねていきました。
最後に講師が赤い絵具で目、鼻、口を描き入れると巨大なモンスターが誕生しました。思いつくままに自由な発想でインスピレーションを形にする楽しさを学んだひと時でした。終了後、完成した巨大モンスターを前にして皆で記念写真を撮影しました。
皆で描いた巨大モンスターの絵は、同じぎふ清流里山公園内にある双六学校で9月10日(土)から9月30日(金)まで展示しました。
◆参加者の声◆「子どもと一緒にのびのびと楽しく絵を描くことができてとても楽しかった。自由に表現させてくださった先生がとても素晴らしく感謝の気持ちでいっぱいです」「足の指で描いて楽しかった」「楽しかった。筆を使ってインクを飛ばすのが面白かった」「全身で楽しむ気持ちが伝わり、良い時間でした」「とても素晴らしいプログラムで、また開催していただきたい。次回も是非参加させていただきたいです」など、子どもだけでなく保護者の方も一緒に楽しい時間を共有いただき、満足度の高い講座となりました。