お笑い芸人で絵本作家でもある ひろたあきら氏を講師に迎え、探し絵あそびを軸にした親子で行う参加型の体験講座を開催しました!
【開催概要】
◆日時 令和2年8月9日(日) ①11:00~12:00 ②13:30~14:30
◆会場 ぎふ清流里山公園(美濃加茂市)
◆講師 ひろたあきら氏(お笑い芸人・絵本作家)
◆参加者数 37名
◆内容 「第12回MOE絵本屋さん大賞」の新人賞を受賞した吉本芸人ひろたあきら氏を講師に迎え、これまでのアートラボぎふでは初めてとなる幼児から小学生までを対象とした親子で楽しんでいただける講座を開催しました。
ひろたあきら氏作の「むれ」は、蟻、鳥、魚、羊などを群れのように紙面一杯に書かれた中から一つだけ違うものを探し当てて楽しむ絵本。その“むれ”の世界を大きなスクリーンに投影し、講師の軽妙な語り口で始まると、子どもたちはすぐに一つだけ違うものを探し当てていました。
その後、用意してあったクレヨンとカラーサインペンで用紙に「アリ」の絵を描き、子どもだけでなく保護者の方も楽しく「アリ」の絵を描いてもらいました。
当日はとても暑い日となりましたが、開催場所である「ぎふ清流里山公園」は緑が多く、会場の「あじさい工芸館」は木立に囲まれた涼しげな場所。そのすぐ隣にある能楽堂の前の広場に講師が絵本の世界を演出し、「ひつじ」「アリ」「うんち」の絵が描かれた立て札が所狭しと“むれ”を作ります。
お絵描きタイムの間に、各家族ごとに分かれて屋外の“むれ”会場に移動し、他とは違うものを探し当てます。見事探し当てた子どもたちは講師から「むれシール」をもらうなど楽しいひと時を過ごしました。
最後に、皆で描いた個性あふれる「アリ」の“むれ”をホワイトボードに貼りつけ、その中から講師が選んだ優秀作品には素敵な賞品がプレゼントされました。
新型コロナウイルス感染症予防対策のため、子どもたちが密集しないように工夫を凝らして開催したワークショップでしたが、親子で楽しんでいただけ、小さなお子さんにもアートの面白さを実感いただけたプログラムとなりました。
◆参加者の声◆「発想やアイデアの勉強になりました」「違うアリをみんなで探して楽しかったです」「絵本の内容に引き込まれました」など、子どもだけでなく保護者の方も一緒に楽しい時間を共有できたようでした。