3Dスキャナで撮影した画像を見ながら、紙粘土で立体を制作する講座を開催しました!
【開催概要】
◆日時 平成31年3月21日(木・祝) 13:00~16:30
◆会場 岐阜大学 (岐阜市)
◆講師 河西 栄二氏(彫刻家)
◆参加者数 12名
◆内容
まず最初に、様々な彫刻作品から「動き」を学びました。ロダンの「考える人」、東大寺の塑像「多聞天」、三十三間堂の木造「雷神像」などの写真を見ながら、みんなで実際に同じポーズをとってみました。講師の大好きなマリノ・マリーニの木彫「馬と騎手」の紹介もありました。
早速、自分で好きなポーズを決めて彫刻を作っていく作業に入りました。
使用する機械の説明を聞き、ポーズが決まった人から3Dスキャナを使って参加者同士で撮影しあいました。片足重心、ねじる、手を上げる寝転ぶなど、思い思いのポーズを決めます。岐阜大学の5名の学生さんにアシスタントで入っていただき、丁寧にやさしく指導していただけました。
次に、取り込んだ画像の余分な部分を切り取る編集作業を行いました。
いよいよ立体の制作です。スキャナ画像を見ながら針金で骨組みを作り、台座となる板に固定しました。
そして紙粘土で肉付けし、ヘラなどで形を整えて完成させました。
◆参加者の声 「3Dスキャナーのところが面白かった」「普段触れることができない3Dスキャナーを使って貴重な体験ができた」と、話題の最新技術を見て、触れて、学ぶことができました。そのうえで「集中して粘土を使って作れた」「先生に教えてもらいながらうまく作れた」と大人も子供も夢中になって制作できました。