会期中、14日間に渡りご覧いただけました「第4回ぎふ美術展」も本日が最終日。お盆の真っ最中から今日まで岐阜県美術館のほぼ全館をお借りして開催してまいりました。展示されましたのは、全国からご応募があった881点のうち、入賞・入選作品367点。会場では、7部門に分かれて、それぞれの創意工夫と、努力の痕跡と、創り出す歓びにあふれた作品群を目の当たりにして、驚きと感銘を受けた、あるいは作品から滲み出るユーモアにくすっとされたご来場者の率直な声を、幾多伺うことができました。
「ぎふ美術展」は、清流の国ぎふ芸術祭の大きな節目である国際的で革新的な企画公募展「Art Award IN THE CUBE」(AAIC2023)の開催のため、来年はお休みをいただきます。そして令和6年度、岐阜県全域を舞台に開催する第39回国民文化祭と第24回全国障害者芸術・文化祭の年に「第5回」として再び開催します。その分、2年間の準備・創作期間ができた、と思し召してぜひ、各地域での創作活動を続け、また楽しんでください。
本日の最終日は、岐阜県美術館の各会場で午後2時30分までご鑑賞いただけます。どうしてもご来場の都合がつかない方にも、あるいは会期中に来場をされたけれどもお気に入りの作品を2度観(み)、3度観したい方に向けても、あたかも展覧会場内を歩いてご覧になっているかのようなリアルな感覚で作品を鑑賞できる 「3Dバーチャル美術展」を公式HP上で公開しています。少なくとも来年3月末までは引き続き公開してまいりますので、ぜひ、いつでも、どこでも、何回でもご来場ください。作品群を通じた皆様との出逢いを、事務局一同、心から楽しみにしたしております!