連載10日目の応援メッセージは、書部門の審査員、台東区立書道博物館主任研究員・東京国立博物館客員研究員「鍋島 稲子」(なべしま・とうこ)氏からいただいています。ぜひ、ご覧ください。
〇鍋島 稲子氏〔台東区立書道博物館主任研究員・東京国立博物館客員研究員〕
コロナ禍の長いトンネルからなかなか抜けられないご時世にあって、書と向き合った時、書くことの楽しさや、書の古典を学ぶ大切さをあらためて感じた方もいらっしゃると思います。古典を学習することで、理想とする字に出会い、幾度となく臨書をしていくうちに自分の血や肉になります。日頃の成果をかたちにした意欲的な作品に会えることを楽しみにしております。