連載5日目の応援メッセージは、彫刻部門の審査員、多摩美術大学学長・埼玉県立近代美術館館長「建畠 晢」(たてはた・あきら)氏からいただいております。ぜひ、ご覧ください。
〇建畠 晢氏〔多摩美術大学学長、埼玉県立近代美術館館長〕
彫刻は石、木、ブロンズを主要な素材にし、技法的にはカーヴィング、モデリング、キャスティングを中心に展開してきました。そうしたオーソドックスな作品も歓迎しますが、新たな素材、従来にない技法への挑戦を見るのも楽しみにしています。完成度の高い作品を評価すると同時に、少々粗削りでも独自の世界をもった表現にも期待しているといってもよいでしょう。