本日13:30、第3回ぎふ美術展臨時事務局は役割を終え、全ての荷物・持込機材をまとめて、46日間お世話になった岐阜県美術館を後にしました。
助走期間も含めて足掛け1年間、ぎふ美術展に関わってくださった企画委員会・審査員の先生方、この展覧会を目標にして作品の制作に一心に向き合ってくださった応募者の皆様、そして期間が短縮になったとはいえ、熱心に、また温かいお気持ちで鑑賞してくださった観覧者の皆様、本当にありがとうございました。岐阜県県民文化局文化創造課、岐阜県美術館及び公益財団法人岐阜県教育文化財団のスタッフ一同、心から感謝申し上げます。
会期が終わり、展覧会場の扉は閉ざされました。県美術館も臨時休館の逆境を耐えて、粛々と次の企画展示会の準備に余念がありません。
でも来年夏には、今年とほぼ同じ時期に「第4回ぎふ美術展」が開催できるように、関係先と交渉・調整を始めているところです。来年1月頃には、新しい実施要項をお示ししたいと考えております。もう一度入賞・入選した皆様のうれしい笑顔が見たい、選外になり悔しさを吞み込んで捲土重来を期す凛々しいお顔が見たい、力作を前に動けなくなった鑑賞者の方の静謐な横顔が見たい…。そんな想いで来年の準備に入ります。それが裏方稼業の醍醐味です。
どのようなお立場であっても、また来年の夏、岐阜県美術館の会場で再び皆様とお会いできますように。