写真部門は、最も応募作品が多い、人気のジャンルです。今回、プリント・デジタル合わせて233点のご応募がありました。
その一瞬を捉えるために、研ぎ澄ました注意力と集中力を以て被写体に向かう皆さんのお姿を想像すると、凛々しく、激しく、時には包み込むようなやさしさで被写体に相対していることが偲ばれてまいります。悠久の大自然を前にした自分という小さな存在、動物たちが生きるための厳しい試練、愛しい幼子を温かく見守るレンズの奥のまなざし、苦難の人生を乗り越えて来た深彫りの皺…どれもが観る者に生の営みのすばらしさを思い起こさせてくれます。ごゆっくりと、時間をかけてご観覧ください。