高橋 秀治 氏
(豊田市美術館館長)
「ぎふ美術展」は応募資格が問われない公募展です。鑑賞者の心を動かすような作品で、県内の人はもちろん県外からも、あるいは海外からでも応募があれば、岐阜県の人にとっても刺激になるに違いありません。何かの模倣で終わらず、自分らしさを追求した作品が多く出品されることを期待します。
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野地 耕一郎 氏
(泉屋博古館東京館長)
岩絵具や墨で絵を描くのはかなり難しいことです。だから、岩絵具の物質感や水溶性の特質をいかして、素材に象徴される自然と自己の身体や資質、感性との交感をはかりながら絵画としての表現を実現していこうとされていることに敬意を持ちます。生への共感が織り込まれ、人生の悦びの波動を送ってくれるような底光りする作品に遭えることを期待しています。
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【審査員からのメッセージ(その1)】日本画:内田 あぐり審査員
本日、1月18日(木)から2週間、「第5回ぎふ美術展」の審査員(全14名)からの応援メッセージを連載します。過去のぎふ美術展に応募したことがある方も、そうでない方も、審査員からの応援メッセージを受けて、作品制作に臨んでいただきたいです。
ぜひ、ご覧ください!
なお、岐阜新聞の朝刊でも同時連載されます。
内田 あぐり 氏
(日本画家、武蔵野美術大学名誉教授)
自分が何を描きたいのか、どう表現をしたいのか、テーマや対象を見つけてイメージを膨らませることが、制作への助走となります。さらに、造形力、イメージ、色彩、構成、日本画素材などで画面と向きあい、描くことが大切だと思います。何を表現しているのか、そうした独自の絵画世界を持つ作品と出会えることを楽しみにしています。
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