本日、臨時事務局は役割を終え、46日間お世話になった岐阜県美術館を後にしました。
足掛け1年間、関わってくださった企画委員会・審査員の先生方、応募者の皆様、観覧者の皆様、本当にありがとうございました。来年夏にも「第4回」が開催できるよう、既に準備を始めています。
どのようなお立場であっても、また来年の夏、県美術館の会場で再び皆様とお会いできますように。
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「第3回ぎふ美術展」の応募者の皆様へ
本日を以て、お預かりした約一千点の作品をすべて、制作者へお返しすることができました。スタッフ一同大安堵です(小波乱は、あちらこちらで勃発しましたが…!?)。
この世でたった一つしかない書軸や絵画を手にして持ち帰るために、数時間をかけ、多大な費用もかけて遠くの地から受け取りに来てくださる姿を度々目の当たりにし、無事お返しする責任の重さを痛感します。同時に、自分の大切な一部がもぎ取られるような寂しさを感じることもあります。
作品の搬出が終わった展覧会場を一人歩いてみると、何事も無かったかのように元に戻って賑わいの跡形もなく、今残るのはただ、のっぺりとした壁面のみ。わずかに壁に残ったワイヤロープやフックが余韻を伝えてくれるばかりです…。
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「第3回ぎふ美術展」入賞・入選者の皆様へ
展示作品の搬出は、感染症対策を万全に施した上で、予定どおり本日午後に行います。
なお受付開始時刻を2時間繰り上げ、午後1時から午後5時までとさせていただきます。
また午後は雨天になる可能性が高いので、作品を運ぶ際の防水対策をご検討くださいますようお願い申し上げます。
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8月21日(土)午後に計画していました次の関連プログラムは、岐阜県美術館の臨時休館に伴い、「中止」とさせていただきます。
★クロストーク【彫刻部門】(武田厚審査員×三沢厚彦審査員)13:30~15:00
★作品講評会【彫刻部門】(上記審査員)15:15~16:30
★作品講評会【日本画部門】(野地耕一郎審査員)15:15~16:30
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「第3回ぎふ美術展」において、入賞・入選となった方々の作品の搬出は、当初の予定どおり、8月22日(日)午後に行います。ただし、開始時刻を、午後3時から「午後1時」に繰り上げます。(なお搬出終了時刻は、午後5時のまま変更なし。)
ぎふ美術展事務局では、現時点で考え得る万全の感染防止対策を講じて皆様をサポートさせていただきます。
例年、搬出作業開始直後は大変込み合う一方で、始まって30分程度を経過しますと、人の流れも落ち着き、ゆとりをもって作品の運び出しや梱包ができます。開始時刻直後を避けてご来館くださるなど、ご協力をよろしくお願いいたします。
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8月20日(金)から岐阜県美術館が臨時休館となることに伴い、「第3回ぎふ美術展」の会期を変更(短縮)し、開催最終日は8月19日(木)、開館時間は10:00から18:00までとなります。
なお「3Dバーチャル美術展」は、引き続きこのホームページ上で令和4年3月末まで公開しますので、すばらしい入賞・入選作品の数々をお楽しみください。
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「彫刻部門」は、県美術館の中央を占める、天窓からの明かりが美しい多目的ホールを展示会場としています。
お二人の審査員が「様々なベクトルを持った作品…を審査するのは正直難しい」、「大事なことは、何を表現したいのか、何をつくりたいのかが率直に伝わってくるかどうか」を最も注視して審査に当たったとのお言葉どおりに、とにかく見応えのある作品ばかり。どれもが、観る者の心に強く訴えて来る“生命力”を感じます。
一つ一つの作品が本来持つ生命力と含意を嗅ぎ取っていただけること、それが彫刻という表現にいっそう魅力を感じてくださるきっかけとなることを期待してやみません。
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「日本画部門」は今、伝統的な画題・技法に、現代感覚を載せて新たな挑戦を試みる画匠さんたちが、日本画の可能性を追い求め、その裾野を広げようと懸命に努力している、時に悶えているような葛藤を感じることがあります。
今回のぎふ美術展でも、極限まで挑んでいらっしゃる作品もある一方で、わが国の四季を繊細に描き、風土への愛着を改めて思い起こしてくれる作品も。お二人の審査員のご講評にも、そんな現状を目の当たりにされて、これからの日本画の行く末に希望と期待を見出されるご講評をいただきました。会場でぜひ、体感してみてください。
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写真部門は、最も応募作品が多い、人気のジャンルです。
その一瞬を捉えるために、研ぎ澄ました注意力と集中力を以て被写体に向かう皆さんは、凛々しく、激しく、時には包み込むようなやさしさで被写体に相対していることが偲ばれます。どれもが観る者に生の営みのすばらしさを思い起こさせてくれます。ごゆっくりと、時間をかけてご観覧ください。
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「ぎふ美術展」ならでは、の「自由表現」部門。これまでの枠組みに嵌まらない作品を、との想いで第1回から創設しました。「これは何を意味しているんだろう?」「どんな素材を使ったのだろう?」「作者の意図は??」とわからないものだらけ。お二人の審査員も、驚き、考え、楽しみながら作品の合い間合い間を回っておられました。
何も論評が要らない、迷宮の入口のような作品群をどうぞお楽しみください。
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今回も、日本を代表する書の大家お二人を審査員にお迎えし、219点に上る、極めて多様な応募作品の数々を審査していただきました。
あらゆる書体、書風、線質の大小様々な作品がずらりと並ぶ壮観に心うたれ、書は、これほどまでに見る者に迫って来るものかと感銘を受けました。そうした中から限られた入選作品を選ばなくてはならない審査員も悩み、迷い、そうして喜びを以て結論をお出しになっておられました。
そして今回、審査員のご講評にあったとおり「選外となった作品の中にも秀作が多く、特に小中学生の応募にはキラリと光る作品が少なからず見うけられ」たとのお言葉を胸に、ぜひ、若い世代も明日の「ぎふ美術展賞」を目指して、引き続き書に親しみ、書を楽しんでいただけたら、と願っています。
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応募作品を前に、審査員の先生方の新鮮な驚きと「工芸とは何か」を自らに問いかけ、それを楽しんでおられるご様子がよみがえってきます。
立体作品が並ぶ、奥行きのある展示空間で、個性的で魅力あふれる作品群をぜひお楽しみください。
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「第3回ぎふ美術展」のユニークな作品群を、ちょっと違った視点からご紹介。
本日は、写真部門と並んで応募点数が多かった「洋画部門」の展示をご紹介します。
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一つ一つの作品がいっそう輝くために、専門家の皆さんが舞台裏で取り組んでいる仕事の一端をご紹介。展示、照明など様々な面で、感性と個性と職人技が行き交っています。来場してくださる皆様へ、それぞれの作品の魅力が一段と伝わりますように…。
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「ぎふ美術展」でも、来場者の方、そして作品をご応募してくださった方に向けてアンケートを実施しています。
ご協力をいただいた皆様の中から抽選で、審査員の先生方のご講評、審査会や表彰式での風景、ぎふ美術展賞や優秀賞の作品群を鮮やかに写し出した写真集、入賞・入選をされた皆様の一覧表、応募状況や審査結果、アンケート結果などを1冊に集約した「図録」を進呈します!(来年2月頃配付予定)
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開幕4日目、初めての平日の「ぎふ美術展」の会場内はゆったりとした雰囲気。
作品の一つ一つを、時間をかけてじっくり鑑賞したい方にとっては絶好の環境です。
中でもユニークな作品揃いの「自由表現部門」には、ハンドルを時計回りにゆっくり回すと“曲を奏でる水車”も登場。スタッフも作者直伝で操作の極意を授かったのですが、これがなかなかに難しい。
静やかな平日ならではのすてきな作品鑑賞を、ぜひ会場で体験してみてください!
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第3回ぎふ美術展は、8月7日(土)から22日(日)までの期間、岐阜県美術館で開いております。
このうち、岐阜県美術館の休館日に合わせて、本日10日(火)と来週16日(月)は、「ぎふ美術展」もお休みをいただきます。
ところが事務局では、そんな休館日にも、美術館のバックヤードで、ひっそりと活動を続けています。今日も“展覧会がお休みだからこそできるコト”(=お休みでないとできないコト)に取り組んでみました。小さなエピソードばかりですが、よろしければ本文をご覧ください。
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大好評!ぎふ美術展では、週末、部門ごとに、審査員の先生方による「クロストーク」(対談)と「作品講評会」を開催しています。
次回は8月14日(土)13:30から。【写真部門】の伊藤俊治審査員と野村佐紀子審査員とによる興味深い対談と、入選作品のご講評を直接伺うことができます。基本的な感染症防止対策をしっかり取った上で、ぜひご来場ください!!
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「第3回ぎふ美術展」が開幕しました。
今回は、「第5波」とも呼ばれる新型コロナウイルス感染症の急激な再拡大の事態の下での開催となります。
ご来場の皆様におかれましては、基本的な感染拡大防止対策を必ずお守りくださいますようご協力をお願い申し上げます。
(詳しくは、本文をご参照ください。)
1 有症状の方の、来場の自粛
2 会場内でのマスクの着用
3 手指消毒及び検温の徹底
4 ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保
5 会話は必要最小限にし、できる限り小声で
6 入館者総数及びプログラム参加者数の上限設定に基づく人数制限の遵守
7 「岐阜県感染警戒QRシステム」への登録による連絡体制の整備へのご協力
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第3回ぎふ美術展では、新たな試みとして、コロナ禍でも多くの皆さまに鑑賞いただけるように、パソコン、スマートフォン、タブレットから、展覧会場をVR体験できるバーチャル展示を公開します。
いつでも、どこでも、どなたでも、入選作品を会場にいるような臨場感でリモートで鑑賞いただけますので、是非ご覧ください。
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本日、「第3回ぎふ美術展」が開幕!
全国から寄せられた991点の応募作品の中から、各部門の一流の専門家が厳選した371点の入賞・入選作品全てを会期中を通じて展示します。岐阜県美術館のほぼ全館を展覧会場に使った多彩な作品群をぜひ、お楽しみください。
また新型コロナ禍の制約で、あるいは遠隔地であるためにご来場が難しい方に向けて、「ぎふ美術展」のHP上に、まるで展覧会場の中を歩いて作品を観て回っているかのような体験ができる「3Dバーチャル美術展」も開設しています。ぜひ、ご覧ください。
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